2006年11月22日
傷つけられたことを許す 『“It”(それ)と呼ばれた子―これから大人になる君たちへ』
ぼくのいう”勝利者”とは、ぜいたくばかりの生活を送っている、自己中心的で貪欲で浅はかな成金を指すのではない。ぼくのいう勝利とは、絶対にあきらめない生き方だ。
・人生はかけがえないもの、ほんの一瞬であるいは、たったいちどの出来事で人生が一変するということを、けっしてわすれるな。
・自分にとってほんとうに大切なものを、いつも心にとめておこう。
自己嫌悪におちいっている、深く傷ついている(未解決の問題をかかえているがために)、人生が自分の思いどおりにならないことにすごく腹を立てている、といったタイプのひとたちは、自分の心のモヤモヤを他人に投影する。
どんな悪口を言われても、あさはかな人びとからひどく悪意のこもったことばを投げかけられても、とんでもない目にあわされても、やるべきことをなしとげ、自分に忠実に生きていけば、きみは強くなれる。
許すというのは、わすれるということではない。”許し”は過去の呪縛を断つだけでなく、大人の視点をあたえてくれる。それによってきみは前進できるのだ。
ただそうやって頭に血がのぼったときでも、”きみを傷つける人間は、ほとんどの場合、ほかのだれかから傷つけられた過去がある”、”憎しみは、きみ自身をほろぼしてしまう”といったデイブの言葉を思い出せば、たとえ憎しみを消すことはできなくても、激しい感情にふりまわされて他人を、ひいては自分自身を傷つけるような行動は防げるはずです。
“It”(それ)と呼ばれた子―これから大人になる君たちへ
posted with amazlet on 06.11.19
デイヴ ペルザー Dave Pelzer 佐竹 史子
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